llms.txtの書き方|AIにサイトを伝えるファイル
llms.txtとは何か、本当に必要か。AIにサイト概要を伝える新しいファイルの役割・書き方・設置方法を、サンプル付きで分かりやすく解説します。
llms.txt は、AIにサイトの全体像を伝えるための比較的新しい慣習です。まだ発展途上の取り組みですが、用意しておく価値はあります。書き方の基本を解説します。
llms.txtとは
llms.txt は、サイトのルート(例:example.com/llms.txt)に置くMarkdown形式のテキストファイルです。LLMに対し、サイトが何を提供しているか、主要なページはどこかを簡潔に伝えます。検索エンジン向けのrobots.txtやsitemap.xmlの「AI版」と考えると分かりやすいでしょう。
基本の構成
- 見出し(H1)— サイト・サービスの名称。
- 要約(引用ブロック)— 何を提供しているかを1〜2文で。
- 本文 — サービスの定義や特徴を簡潔に。
- セクションごとのリンク集 — 主要ページを役割別に箇条書きで。
- 運営者情報 — 事業者名・所在地・連絡先。
書くときのコツ
誇張のない簡潔な記述を心がけます。サイトの実際の内容と矛盾しないこと、主要ページへのリンクを正確に書くことが大切です。情報を詰め込みすぎず、AIが全体像をつかめる粒度にとどめます。
llms.txt は静的なファイルです。料金やキャンペーンなど変わりやすい情報を載せた場合は、内容が古くならないよう定期的な見直しが必要です。
Google公式(2026年5月)の見解
Google Search Centralは2026年5月、『Google検索(AI Overviews含む)は llms.txt を無視する/インデックスでの優遇もない』と明言しました。ただしこれは Google検索の話で、ChatGPT・Claude・Perplexity 等の他AIでは引き続き一定の参考材料として扱われ得ます。詳細は『Google公式 AIO/LLMOハック不要 の正しい読み方』を参照。
まとめ
llms.txt は、サイト概要・主要ページ・運営者情報を簡潔にまとめたファイルです。Google検索では無視されますが、他AI向けには引き続き有効です。実際の内容と一致させ、定期的に最新化することがポイントです。
関連記事(実践)
AI Overviews・ChatGPT検索・Perplexityに引用されるには
ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviewsに引用される条件を、プラットフォーム別の違いまで踏み…
構造化データとAIO|schema.orgとllms.txtの基本
構造化データ(schema.org)とllms.txtは、AIに自社を正しく理解させる土台。何を・どの順で実装すべきかを、基礎か…
AIO対策の始め方|診断から運用までの進め方
AIO対策は何から始めればいい?現状診断→情報整備→構造化→計測の4ステップで、ゼロから運用に乗せるまでの進め方を順番に解説しま…
構造化データ実装ガイド|Organization・FAQ・Article
AIO対策で実装すべき構造化データを優先順位つきで解説。Organization・FAQPage・Articleの書き方と、よく…
次の記事
robots.txtでAIクローラを許可する|引用される前提設定