AI検索は「どんなサイト」を引用するのか|当社調査・第1回速報
AI検索(Perplexity)が税理士業界の質問でどんなサイトを参照したかを集計した、当社継続調査の第1回速報です。
AIに引用される側に回るには、まず「AIが実際にどんなサイトを引用しているのか」を知る必要があります。当社はこれを確かめる継続調査を開始しました。本記事はその第1回の速報です。
今回の調査範囲
対象AI:Perplexity/対象業界:税理士・会計事務所/質問:2問(「おすすめ」「選び方」)。Perplexityが回答時に参照したソース一覧40件を、サイトの種別ごとに分類・集計しました。実施日:2026年5月22日。
本記事は速報です
これは継続調査の第1回です。サンプルは40件・1業界・1プラットフォームと小さく、確定的な結論ではありません。今後、対象プラットフォームと業界を広げ、続報として更新します。
結果:AIが参照したサイトの内訳
40件の参照ソースをサイトの種別で分けると、次のような構成になりました。
- 公式企業サイト:50%(20件)
- 比較・まとめメディア:20%(8件)
- ポータル・検索サイト:17.5%(7件)
- 求人・転職サイト:12.5%(5件)
速報からの3つの所見
1. 公式サイトは「半分」引用されていた
「AIはまとめサイトばかり引用する」という見方がありますが、今回の範囲では参照元のちょうど半数が企業の公式サイトでした。公式サイトを正しく整えることには、AIに引用されるうえで意味があると考えられます。
2. 残り半分は第三者サイト経由
比較・まとめメディア、ポータル、求人サイトなどです。自社の公式情報が薄いと、AIは第三者がまとめた情報を通してしか自社を語れません。自社の見え方を第三者の評価に委ねることになります。
3. 引用は一部の事業者に集中していた
一部の事業者は、公式サイト・地図情報・支店ページなど複数の経路で繰り返し参照されていました。Web上に多面的・一貫して情報がある事業者ほど、引用を取りやすい傾向がうかがえます。
観察:AIによって引用元の出し方は異なる
同じ質問を別のAIにも投げたところ、参照のしかたは大きく異なりました。あるAIはWebサイトのソース一覧を提示する一方、別のAIでは地図のローカル情報枠が中心になる場面もありました。特定の1サービスだけに最適化するのではなく、複数のAIに横断的に対応する発想が必要だと考えられます(この点は今後の調査で詳しく検証します)。
この調査について
本調査は当社が継続的に実施しています。参照元の出典・調査方法・件数を明示し、観測したデータのみを扱います。対象を広げた続報を順次公開します。
まとめ
第1回・速報の範囲では、AIが参照したサイトの半数が公式サイト、半数が第三者サイトでした。AIに引用されたいなら、まず公式サイトに正確で構造化された情報を集約することが土台になります。当社では調査を継続し、続報をお届けします。
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